美術に見る東京の増殖-テクノロジーと美術

東京・区立美術館ネットワーク連携事業2024
豊島区×立教大学
24/06/01[土]-24/06/01[土]
@ 立教大学 マキムホール3階 302教室
企画運営:豊島区   講演

練馬区立美術館学芸員・加藤陽介氏をお迎えする。
「電線絵画展」(2021年、練馬区立美術館)を契機とし、電化により「東京」が広がっていく様子をお話いただく。
江戸という土地は私たちの知る東京とイコールではなく、もっと限定的な地域でした。近代に入って東京はどんどんと増殖していった様子がうかがえます。それは新宿、あるいは池袋を起点として武蔵野へと都市が広がっていったように。そうした東京の増殖は電化や道路・鉄道の整備といったインフラと切り離して考えることはできません。ひいては、多くの美術家たちは東京で生活し、都市生活の中で育まれた美術作品がその整備やテクノロジーと無関係であるはずはありません。東京の増殖を美術作品で追っていきます。

●定員50名※応募者多数の場合は抽選 
●5月1日(水)より、区ホームページ(二次元コード)から申込み。5月21日(火)締切。

講演が急遽変更や中止になる場合がございます。当イベントの最新情報はHP等でお知らせいたします。

加藤陽介 氏
練馬区立美術館学芸員

略歴
1965年東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了。1992年より太田記念美術館学芸員、2002年より永青文庫学芸員、2010年より練馬区立美術館学芸員(現職)。専門は日本近世絵画史。主な企画展覧会に「野口哲哉展-野口哲哉の武者分類図鑑」(2014年、練馬区立美術館)「小林清親 文明開化の光と影を見つめて」(2015年、練馬区立美術館ほか)「国芳イズム-歌川国芳とその系脈」(2016年、練馬区立美術館)「芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」(2016年、島根県立石見美術館ほか)、「電線絵画展」(2021年、練馬区立美術館)、「芳幾・芳年 国芳門下の2大ライル」(2023年、三菱一号館美術館ほか)、「生誕150年 池上秀畝展 高精細画人」(2024年、練馬区立美術館)がある。

●5月1日(水)より、区ホームページから申込み。5月21日(火)締切。
申し込みはこちらから

会 場
立教大学 マキムホール3階 302教室  > HP
住 所
豊島区西池袋3-34-1
電 話
03-3985-4641
OPEN
14時00分~15時30分